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住まいづくりコラム  >  煮炊き出来る!ペレットストーブMT-311登場
煮炊き出来る!ペレットストーブMT-311登場
更新:2013-6-27 11:35:22   閲覧数:9705
間伐材を利用して木質ペレットを作る。それが山を守る事に繋がるとは、すぐに理解できない方もいらっしゃいます。(実は私もそうでした。)
戦後の復興の最中、多くの人が材木資源を増やすために山に木を植えました。
でも貿易が自由になり輸入が盛んになると、住宅を作るための木材には海外の安い木材が使われたり、石油製品である新建材に樹木柄の印刷を施して使うように変化して行きました。

戦前は薪や木炭で補っていた暖房熱源は、石油という化石燃料に取って代わられてしまいました。

そんな時代の流れの中…

植林した森は人の手が入らず、間伐もされないため下草に陽が当たらず、樹の根元が砂漠化し、雨や風に侵食され山はどんどん荒れています。
自然倒壊した樹が道を塞ぎ、風の流れを変えて、山の生態系が狂っています。
一度ここまで荒れた山は、どうにも修正出来ません。
山の土砂は川に流れ込み、海に注がれて赤潮が発生し、海の生態系も狂って行くのです。

もっと悪い事に、輸入頼みの暮らしのせいで日本のお金はすべて海外に流れて行き、エネルギー自給率は4%になってしまいました。

そんな中、あの未曾有の震災が起きました。

東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市に隣接する岩手県住田町。
「林業日本一」を掲げる住田町では、震災直後から、豊富な地域木材を使った木造仮設住宅の建設を進めました。
そして、仮設住宅用小型ペレットストーブ「MT-311 SUMITA」はアーティストの坂本龍一氏が代表を務めるモア・トゥリーズの支援プロジェクト「LIFE311」の一環として、さいかい産業が開発し、住田町の木造仮設住宅91戸に設置されました。













(写真:さいかい産業より)
モア・トゥリーズの頭文字MTと、「東北復興・林業再生の元気のためにも住田型と呼びたい」との住田町・多田町長の熱い思い、そして「あの日から日本は変わった」といつか言えるようにとの願いをこめて、このストーブは「MT-311 SUMITA」と名付けられたそうです。

この「MT-311 SUMITA」のプロモーションビデオを是非ご覧下さい。
ライフラインが絶たれ、寒さに震える林業の町で役立ったのは、地域木材を利用したエネルギー。

森林大国・日本にとっての持続可能な森林エネルギー「木質ペレット」の需要が山の保全に役立ち、地域の雇用を生み、被災地復興にも活力を与える事業になりました。
そのためには「木質ペレット」を使用するペレットボイラーやストーブの設置が必要となってきます。
「MT-311 SUMITA」は薪ストーブのように、手動着火する必要があり、タイマーもありません。

質実剛健なストーブといった感じです。
もちろん国産、イタリア製、カナダ製などにタイマー付き、自動清掃付きの賢いタイプもあるそうなので、各ご家庭にベストな機種を見つけられてはいかがでしょうか。
条件が整えば、マンションに取り付ける事も可能です。

日本は風光明媚な四季に恵まれた、類まれなる美しい国。
ここ湘南は温暖な気候ではありますが、それでも冬には暖房器具が欠かせません。
私たちの小さな一歩が、地域や国をも動かします。美しい山と海を次世代に残すために、今出来る事から始めませんか?

 
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