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リノベーション建築を訪ねる 『ゲストハウス亀時間』@鎌倉
更新:2011-10-31 12:20:54   閲覧数:1226
最近、リノベーションという言葉をとても良く聞くようになりました。
鎌倉や葉山などの、良質な古民家が次々と改修され生まれ変わったレストランは新しい穴場として人気を誇っていますね。
古民家レストランというだけで雑誌の企画が出来上がるほどです。
そんな人気の古民家を使ったゲストハウスが鎌倉に半年ほど前にオープンしたと知り、訪ねて参りました。
マリンスポーツにも人気のスポット、鎌倉市材木座海岸からほんの少し入ったエリアにゲストハウス亀時間はあります。

この建物は宮大工によって立てられた築85年の立派な平屋。
昔々は医院だったと伝わるこの建物は、言われてみれば受付っぽい造作があったり、様々な部位に風格ある佇まいが感じられます。ここ最近15年ほどは空き家だったそうですが、その前はステーキレストランとして使われていた時期もあったそうで…言われてみればカフェスペースのタイル床の柄や雰囲気がなんとなく「昭和の高級志向」を漂わせています。
リノベーションに際しては、赤色と黒色でコテコテに装飾されていた内装を丁寧に取り除いて、本来の姿に戻す作業がほとんどだったとの事。上品な素顔を表に出した古民家は、訪れる者に懐かしさと安堵感を与えてくれるように思えます。

また、昔の工法では屋根瓦を押さえるために土を使ったものなのですが、数十年の時を経て屋根裏に落ちて溜まったその土を、意を決して屋根裏掃除して掻き出したとのお話をしてくださったオーナーさんはとても頼もしく輝いて見えました。
宿泊客を受け入れるゲストハウスに改装するためには、トイレを増やし、シャワーブースを新設するなど、水周りの増築もあったそうですが、とても使いやすく、快適な空間に生まれ変わったようです。
アジア・アフリカ各国を旅した経験を持つオーナーさんは、旅先で泊まった数々のゲストハウスを思い出し、世界各国から鎌倉を訪れる旅人たちの憩いの場としてゲストハウス亀時間を作られたそうです。
私もいろんな国のゲストハウスを泊まりながら旅した事がありますが、ゲストハウス特有の暖かい雰囲気、個を意識しつつ情報を共有し合い、優しい心配りがそこはかとなく感じられる空間がゲストハウス亀時間にもありました。



しかしこの建物の梁や柱の立派なこと! 床の間や欄間の造作の見事さには目を見張るばかりです。清々とした新しい畳が敷かれ、気持ちよく生まれ変わった古民家。
流行の古民家レストランには、構造をむき出しにしデザイン追求したものも多いのですが、こちらはまさしく正統派。その良さを充分に丁寧に魅せてくださいます。

ゲストハウス亀時間では、宿泊以外にも週末カフェをやっていたり、様々なイベントやオーナーさんによるムビラ(アフリカの楽器)教室が開催されたりと多彩な活動をされています。
また旅行として訪れる事はもちろん、鎌倉の夜を楽しんで投宿し、朝の材木座を散歩してから都内へ帰るなんていう別荘的な使い方をされる方もいらっしゃるのだとか。
自由な使い方の出来るゲストハウスを堪能するのも、良いかも知れませんね。

古都鎌倉の古民家暮らしを楽しむためにゲストハウス亀時間を訪れてみてはいかがでしょうか?

〒248-0013
住所:神奈川県鎌倉市材木座3-17-21
TEL:0467-25-11660

 
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