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第1回 講座内容/ピックアップ動画/参加者の声
更新:2011-10-25 11:21:09   閲覧数:1057
2011年5月15日(日)に、第1回住まいの学校を開催しました。
会場は、鎌倉市二階堂の築80年になる古民家「カジュ・アートスペース」。
日本の古き良き時代の建築を味わいながら、家づくり・住まいづくりの全般的な話を中心に、「価値ある住まい」とは何なのか?を考えるために色々なテーマのお話がありました。

現在の建築業界や住宅建築の一般的コスト、エネルギー問題や住育、家の価値とは?自分にとって価値ある住まいとは?等々。「家」を単なる「箱=ハード」としてとらえるのではなく、「家=住まい=ソフト」と考え、これからの家づくり、住まいづくりを考える上で、とても参考になりました。



第1回講座の様子を一部抜粋してお届けします。
「建築業界〜森林〜住宅建築の原価やコスト」


講座内容(目次)
テーマ 『価値ある住まいとは?』
◆価値ある住まいをつくるために
  • 家の価値とは?
  • 家の寿命について
  • 「価値」の陳腐化
  • 家があまっている
◆家という箱の「価値」
  • 住まい手側の論理より造り手側の論理
  • 合理化 広告と宣伝による家造り
    次の一手をいつも探している
  • 安い/うまい/早い
    便利/快適/スピード
    果たして幸せな住まいは手に入ったのか?
  • 何が起きたか:廃棄物問題、海外の森の崩壊、シックハウス問題、社会的ストックとしての住まいが成立しない、毎年資産が消えている
  • 約20年で資産価値が0になる
  • 100年後にも「欲しい!」と言われることが「価値」
  • 「住育」という思想
◆何が家の「価値」として大事か?
    <個人的価値>
  1. デザイン かっこいい住まい(しかしデザインは陳腐化する)
  2. 広い家
  3. 省エネ エレルギーコストがかからない
  4. 温かい家、すずしい家
  5. メンテナンス費がかからない 長持ち建材
    一方で腐らない、ということは建設物廃棄物になる
  6. 耐震性
  7. 病気にならない
  8. セキュリティがしっかりしている
  9. 「安心」「安定」して暮らせる、「気持ちのいい」空間
  10. 物語がある 由緒正しい 歴史 文化

  11. <社会的価値は?>
  12. 環境に対して負荷が少ない
    省エネ、ゴミ →風土にあった近隣の材料をつかう、自然素材をつかう、シックハウス対策にも
  13. 町並みの風景に調和する
  14. 森を守る
  15. 地域の経済に寄与する
  16. 社会的ストックをつくる
  17. コミュニティを育む

  18. 家の勝ちの総合評価
  19. 「・・円/坪」だけでなく
◆価値ある家をつくるために
  • ローコストの家?
  • 各価値がバランスよく同居する家
  • 家づくりの見える化:家の履歴書 省エネ証書
  • 日本の風土と風景にあった家
  • 生命力のある家
◆私の考える「いい家」とは
  • 日本の風土にあった木/土の家
    →高温多湿な気候に対応
    →近隣の材料で手に入る(マイレージ)
    →軸組構法なので間取りの可変が比較的可能
  • 自然素材の家
    →循環資源の活用
    →環境に対する負荷が少ない
  • 地域でつくる家
    →顔の見える信頼関係でつくる家
    →家の中身と物語が住まい手が理解できる
  • 買う家→つくり家へ
  • 環境と地域に対して開かれた家
  • 手間をかける家
    →家の仕組みがわかる
    →家に愛着がわく、大事にする
    →人間力が育つ
  • 自立をうながす家:エレルギー、水、食料と経済
◆住まいをつくるプロセス
  • どこに住むか?
  • どこに頼むか?
  • 予算は?
  • 構法は?
  • 家づくりの時間
  • 家づくりの管理と評価
◆日本の風土にあった住まいづくり
  • 日本の民家と現代の家
  • 温故知新と現代の技術/暮らし

参加者の声
15日は約3時間、楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。
山田様のお話は共感するところ大でまた大いに啓発されました。 ありがとうございました。

さしあたり我が家については築およそ45年の家をどう維持し、手を入れていくかが課題です。
できるだけ長く維持していきたいと思っています。

家はプライベートな生活の場であると同時にパブリックな存在であると考えています。
家の中は個人の好みだけで作られるとしても、外はプブリックな眼が必要なのではないでしょうか。
つまり「街並み」あるいは「風景」の眼が大切ということでしょう。文化は、全くの個人の脳髄や外界から遮断された家屋の中で育つのではなく街並みや風景の中で育つのではないかとか、陰影のある街並みがあってこそ文化は育まれるとか、つぶやいたりしています。
これはまた人間が決してプライベートなことのみで生きていけるわけではなく、本質的にはパブリックなものだといった考えにつながっていきます。となるとパブリックとは何かということになりますが。最近の「新しい公共」という言葉を思い浮かべたりします。
そこまで大上段に構えなくても普段の暮らしそのものなのでしょうが。

鎌倉の街並みもすっかり変わりつつあるような。
日本の文化や歴史とは関わりない某ヨーロッパの国名を冠した○○ハウスや南欧風を謳ったりする家が谷戸の一角に建ったりするのが現実です。そんなことなども受け止めつつさてどうするかなどとぶつぶつ言っております。 鎌倉の暮らしを考える場(「鎌倉暮らしアカデミア」なんて時々吹聴したりしています)を作りたいなと思っています(今のところは未だつぶやき段階ですが)。
次回も必ず参加するつもりです。 よろしくお願いします。
Yさまより


 
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